僕と君の旧校舎。




「よし、弾くか。」



ピアノを開き、そのまま座ろうとした。

が、何だか少し空気がもわっと蒸し蒸しした感じがした。


窓、開けるか。


そう思いながら、教室の窓を開けた途端、、





ビューーーーーーー




ものすごい風が勢いよく教室の中に入ってきた。




「うわっ!」



これには僕も驚いた。




『とーーーーーーうちゃーーーーく!!!!』




え?僕は思いきり教室のドアをの方を向いた。