桜咲く






ひとしきり見つめていた桜の木から視線を戻し


目指すべき場所へと続く道を、また歩き出す。


近づくに連れ人も増え、賑やかさを増させる。


『忘れてた。今日検査じゃん』


いかにもダルそうな声が耳に届く。


門を潜る前にみんな制服を整えたりなんかして


ピアスも外しポケットへとしまうと


おもむろにまた歩き始める。


列に並び順番を待っていると


『次〜』