私の人生の歯車が狂い出したあるキッカケに触れておこう それは、中学3年の夏 部活動の引退後の高校入試プレテストの後である この頃、こんな私にもささやかながら友達はいた 親友と呼べる人間も1人だけいた 彼の名前は 松川 。いつも陽気で人情味のある、同じバドミントン部の仲間だ 私は、そんな彼を私にとって鬼の様な存在に変えてしまう