「…それって好きなんじゃないの?」
核心をつく凛ちゃんのその言葉に、心が揺れたのは言うまでもない。
「分からないの、自分でも。」
居残りした日のこととか、後輩に告白されてたこととか、私のこと名前では呼んでくれないこととか全部引っかかってしまう。
考え込んで、モヤモヤしてしまう。
黒瀬を見ると目で追ってしまうくせに、いざ話しかけられると逃げたくなってしまう。
「そうなんだ。早く分かるといいね。」
凛ちゃんは、私の話を無理に聞き出そうとはせず、頭を優しく撫でてくれた。
凛ちゃんの笑顔の破壊力はすごいなぁ。



