半身。然るに片羽。


「大丈夫。一葉ならやれる。一枚の葉っぱって…最後まで木に残ってる一枚の葉っぱって強いんだから‼︎ 大丈夫。最上の人間になるんじゃない。合尾一葉でやれるって」

俺を見据えながら言う。

「大丈夫」

お前が言うなよ。

「…」

「…」

「…俺が暴走したらお前を恨むからな‼︎」

俺が怒鳴ると

「一葉の暴走は私が絶対食い止める」

「…」

「一葉」

ーーーカズハーーー

静流の声が静かに俺の体を巡りだした。