半身。然るに片羽。


「私も、体調崩しちゃって」

苦笑いの山城。

「…ッ‼︎」

起き上がろうとすると体のどこかしらが悲鳴をあげる。

「なんでこんなに、体が痛いんだ?」

擦るのも痛い。
思わず小さく愚痴ってしまった。

「……一葉」

その時小さな声がした。

「静流?平気か?」

俺が聞くと

「…あー…うん、まー」

まだ頭が回っていないらしく、ボーとしていた。

「ほら。3人共まだ寝てなさい」

看護師の一言で俺達はまた布団に寝かされた。