「……」
薄い灰色の天井が見えた。
「合尾君?」
近くで声が聞こえたので頭を少し動かすと山城が見えた。
「気が付いた」
ほっとした表情で。
「合尾君、倒れたんだよ」
の声に記憶を戻してみる。
最後の記憶は…
「っ静流は?」
布団を撥ね除け起き上がると、隣で寝ている静流が見えた。
その向こうにもう1組の布団。
山城が寝ていたのだろうか、リネンが少し乱れてた。
「合尾君吐き気とか?」
看護師に尋ねられた。
この旅行では外注で看護師2名を校医の他に同行して貰っていた。
1人はこっちに回されたらしい。
吐き気はないが、全身筋肉痛な感じで痛い‼︎
とは、言えるはずもなく…
「大丈夫です」
俺は静かに答えた。
