半身。然るに片羽。


「静流だって伸びたじゃん?160超してなかった?」

「行く前に止まったっぽい」

「ご愁傷様ー」

「自分が伸びたからって、なんとも上から目線だねー」

「ひょひょひょ。悔しかったら、背、超してみ?」

「相変わらずのガキ」

俺に容赦なく突っ込む静流。
素の俺は変わらずにガキ。
でも昔と違うのは、自分で認めた点だと思うんだ。
ガキなりに、他の人には優等生を演じて、静流と桃と家族の前ではガキのままの俺で行っている。