半身。然るに片羽。


目を覚ました静流は、オカンとなにやら話していた。

力が抜けてしまっている静流を、オカンが支えて駐車場まで行った。
そしてなぜか、車は我が家に着いた。

「なんで?」

思わず聞いた。

「後でちゃんと話すから」

さっきもそう言ったオカン。

静流は俺の家のリビングでホットレモネードを飲んでいる。

そして声は絶えず、ある。

『ゴメ・ン・ナサ・イ・ゴ・メン・ナサイ・・・・・・シズ・ル・・・』

静流に謝っている。