半身。然るに片羽。


とりあえず他の委員も決まっていく。
ホームルームが終わり、暗い気持ちのまま帰り支度をしていたら…

「私は。親戚と付き合うつもりはないんだけどな」

と静流がぽつりと呟いた。
なんて言った、今。

「ちょっとー‼︎ どういう事?」

女子が静流を囲んだ。

「合尾。お前、相川さんと親戚だったのか?」

隣の席の男子に話しかけられた。

「黒岩(クロイワ)、相川気になってたか?」

桃が茶化した。





「ごめんねー。合尾君。私達の勘違いだったみたい」

と急に猫撫で声になっても、さっきの冷たい声を知ってるだけに、気持ちが悪くて仕方がなかった。