半身。然るに片羽。




「………」



こんな事を望んだわけじゃなかった。
静流と話す事で、こんな事になるとは思わなかった。

俺は今、もの凄い汗をかいている。
女子の集団に恐怖を抱いている。
女子のイジメは陰湿だ。

「仲良いんなら2人で委員でもすれば?」

って、これはなんだ?
女子からこんな声が上がり、俺は委員長をさせられるはめになった。

「…静流」

俺が言うと

「別に一葉のせいじゃない」

と静流は至って冷静だった。

「鈴木君さー。合尾で呼んでって言ってたじゃん?なんで相川さんだけ下の名前で呼んでんの?それに女子の名前って名字で呼ぶのに、静流ってなに?付き合ってんなら2人で仲良くやればいいじゃん」

女子の言い分は理解不能だ。

俺は確かにガキだけど、これは下らなさすぎねーか?

結局静流は受け入れて、学級委員をやる羽目になった。
女子は協力なんてする気はないらしく、静流を無視続けていくに違いない。