「ぅぇっ」
小さな声で不満を口にした。
「ここでも、誰も聴こえないの?」
静流も呆れた口調だった。
この前待たされた部屋に、最上広一、義一、花枝、他おっちゃんが6名。
義一を支持する3人。
俺を後継者にと、ほざく3人。
「さっきも話したけど。未練。心配。後悔。がキーワードだから」
「それが分からない、一葉。母は自分が1番であり続けようとした人だ。今更なんの心配をする?申し訳ないが、その、一葉の母親も亡くなった今…」
「生きててもヨリは戻さねーよ」
時間だけが過ぎていく。
「………タイムオーバー………仕事に戻んねーと」
「一葉、ダメ。最後まで責任持ちなさい。オーナーには終わるまで帰れないって話してあるから」
「静流」
勝手に決めんな。
「はぁ」
早くしろよ‼︎
と、マジで苛立ってくる。
