「…何度も言った。好きだって、愛してるって…だけど俺の言葉を信じなかった。挙げ句の果てに、監禁騒ぎを起こして、1人で、自ら命を絶った………勝手だろ?だからあいつを俺は許さないんだ」
「…先生が寿命を全うするまで、待たせておくんですね」
「そうだよ。俺は家業を継いだ事に誇りを持ってる。あいつを救えなかった分だけ、俺には負い目がある。医者として俺はあいつを許すわけにはいかないんだ」
先生はそう言って俺の頭をくしゃくしゃと撫で繰り回して去って行った。
〈今も好きなのね〉
《あやつは逝ったんだが・・・どこで会えるのかは知らんが会えると信じているのをグダグダ言う必要もないか・・・》
窓越しの2人が話している。
ブルーが静流の元に戻って良かった。
「あ、静流、お前さー」
「ん?」
「なんであの時ブルー離したんだよ」
「…勝手に離れたから…分からない…」
「マジか」
なんだよそれ。
