半身。然るに片羽。





真っ白い天井が見えた。



「…一葉」

か細い声が聞こえた。
首を振ると、今にも泣き出しそうになっている静流が近くに見えた。

「んだよ」

俺が言うと

「…」

ポタポタと大粒の涙を流し始めた。

「悪かった」

「なんで一葉が謝るの…謝るのは、私で…」

静流は全く悪くない。
俺は静流の頬を撫でた。

「…一葉君良いかい?」

カーテン越しに声をかけられた。

「はい」

俺が答え手を離すと、静流が涙を拭った。