半身。然るに片羽。


《一葉》

イエローが押さえようとしてくれたけど…

良いじゃん。
怒鳴ったって。

「黒岩。負けんじゃねーよ。そいつはな、お前を救ってくれるもんでもなんでもねーんだよ。そいつはな…そいつはな…」

俺はいつの間にか涙が溢れていた。

「お前を救えるのは、お前自身なんだよ。好きなら…伝えろよ…お前の気持ちを素直に出せよ…どんな事になっても俺は友人だから…それともなにかよ…お前の好きはそれだけのもんなのかよ…お前は強いよ…だから。頼むから。そいつを………切り離せよ…」

『・・・激熱じゃん・アハハ』

「拒否られたら、つれーよな…でもさ、だからって、諦められる程のもんなんだ?お前の好きは…」

『・・・アハハ』

「愛してんなら恥じるんじゃねーよ‼︎」

『・・・無駄だって・・・アハ・ハ?』