半身。然るに片羽。


《来るぞ》

イエローに囁かれた。

『・・・また・お前等か・・・』

《我達には、会いたくないか?》

イエローが冷静に返している。

「…黒岩の意識と話しがしてーんだけど?」

俺の言葉に影の目付きが鋭くなった気がする…

影っつうかモヤっつうか。
感じるだけのものは感じるだけ。
仕方がない。

「…黒岩。言わねーつもりなのか?」

影を無視して突っ伏している黒岩に話しかけた。

『・・・無駄だ・・・こいつは逃げたと・言ったろ・・・アハハ・・・』

影が黒岩の体で発する。

《悪霊に笑われるのは、流石に寒気がするものだ》

イエローが答えた。