半身。然るに片羽。


「オ…トン」

ドクンドクンと俺の心臓は凄い早さでなっている。

「…あいつ…まさかあいつが」

ブツブツ言い始めているオトン。

「オトン?」

「…嘘だ…あいつはだってあいつは」

オカンがオトンを軽く叩いた。
それでもオトンは意識を戻すことが出来ない。

マジで…
あの少年はオトンなのか?
それならなんで俺は言ってしまったんだ?

嘘だろ?

ってもう口癖になってんな…俺…