半身。然るに片羽。


《さて。やるか、一葉》

イエローの言葉に押されて、俺は重い体を引きずって机に向かった。

「…なにをやるの?」

静流が不安気に聞いてきた。

「本性を探ろうかと思って」

〈なるほどね。影が黒岩に憑いたとなると・・・この近辺が奴のテリトリーの確率は高いわね。時代よりも地域が分かっている方が探しやすいわね〉

《事件になっていれば良いんだが・・・》

「意味が通じない。説明して!」

静流がブルーに迫る声を背中に聞いて、ある程度の絞ったキーワードで検索していく。