半身。然るに片羽。


《・・・骸だ》

〈むくろ?〉

《・・・屍だ》

〈しかばね?〉

《・・・抜け殻の、少年だ》

イエローとブルーの声がボワッと聞こえる。




視せられた映像を思い出すと、泣きそうになる。



良く視ると窓には真っ白な模造紙が貼り付けられていた。
真っ白なカーペット。
真っ白なベッドに下に押し込まれた彼の服。
真っ白…だったと思われる…シーツ。

ベッドの柵には鎖がかけられている。
鎖は細い手首へとつながっていた。

手錠を掛けらた手首には擦れた痣。
白い肌に痣が無数に付いていた。
目は虚ろで、全てを諦めた抜け殻の少年。

変色したシーツが、全てを物語っていた。

赤黒い擦れた傷痕。
赤黒い身体中のいたぶられた痕。
赤黒い変色したシーツ。