《・・・黒岩から真っ黒な影が浮かび上がった》
〈真っ黒な生き霊?まずいわね〉
「何故?」
静流が素直に口にしたのは俺は既に聞いた事だ。
〈まず普通の生き霊って影であるはずはないの。その人本人の姿形で結構はっきり視える事が多いのよ〉
ブルーが説明する。
「じゃー。真っ黒い影っぽいってのは?」
《・・・かなり根深く隠しに隠していて・・・罪悪感がある・・・悪だ・・・分かるか?》
「え?」
〈悪霊が関わってきてると言うか付け込まれた生き霊になってるって言う事ね・・・確かに嫌ね〉
あの黒いモヤ。
悪霊に付け込まれた黒岩の生霊。
「・・・他に隠してるよね?一葉にイエロー。じゃなきゃ、そんなにムカムカする話しじゃないよね?」
こうも鋭くなくても良くない?
隠し事も出来ねーんだよなー…
俺とイエローは黙って静流を見つめた。
