半身。然るに片羽。


席に戻ると静流が小首を傾げていた。

「…んだよ?」

俺が振り向くと

「んー?オトン、可哀想」

と言われた。

「は?」

俺はただ驚くばかりで…

「一葉が酷いから」

静流は俺の驚きも無視しやがって自分の言いたい事だけを言う。

「何が酷い?」

本当に分からねーから聞いたのに

「…んー、ガキだから?」

静流の答えはこれだけだった。