半身。然るに片羽。

静流の体重は余りにも軽かった。
少し押しただけでラグに倒れてしまう程に。

静流の顔は見えない。
余りにも近い為に。

頬に瞳に耳元に、キスを落とす…



微かにピクリと動いた肩が、冷静にさせる。

「っ‼︎」

あー。
俺ってガキだ。

慌てて静流を起こして座らせ、目尻から流れこぼれた涙を拭いた。

「ごめん静流‼︎」

土下座で謝った。
もう、平謝りだ。

罵声を浴びせるなり、罵倒するなり好きにして欲しい…

ただただ俺は自分の行動に腹を立てていた。