「オカン達がいねーからお菓子とか分かんなかった。わりーな、こんなんで」
俺がお茶の入ったペットボトルを渡すと、静流は無言で首を振っただけだった。
「わりーな。俺の家の事で巻き込んで。黙ってるの辛かっただろ」
またも静流は無言で首を振っただけだった。
ここは俺の部屋。
おばあさんは片付けがあるからとお店に残っていたので、どうにかなだめすかした静流を家まで送ったが、俺以上に脱力してて…何もしない静流が心配で、とりあえず俺の家に連れてきた。
まだ夕方。
オカン達はオトンの両親の家に瑞葉を連れて遊びに行ってた。
項垂れた静流を見つめる。
静流は俺以上にダメージを受けていた。
お前がそんなんじゃ、俺が弱れねーじゃん。
