半身。然るに片羽。

「つっかれたー」

ドカッと椅子に座り、ポカリを一気飲みした。

「ありがと…」

静流がホッとしたように笑って言った時に、ドアがノックされて山城が入ってきた。

『格好良すぎー!何最後の曲。ラブ全開って感じ?』

「うっせーよ、吉岡!自分だって恥ずかしいのは分かってんだよ!」

「突っ込まれた?」

静流に言われて頷いた。
あー、静流は聴こえてねーもんな。

「お疲れ。私も昌積に言われるまで知らなかったー。最後の曲ってラブソングなんだってよ。静流」

山城も面白がってやがる。