半身。然るに片羽。

「俺達マジで制服で良いわけ?」

モスグリーンのブレザーに、白ワイシャツ、パンツとスカートと同生地のグラデーショングリーンのタータンチェックのネクタイをきっちり閉めた静流を見ながら聞いた。
今日はきちんと上着を着てきた。

「これを有効に使わなくちゃ」

胸に付いたA高のエンブレムを指差した静流。
ここの地域では偏差値で言えば高い公立校だから?

少し皮肉った笑いを静流はした。

「…静流。何隠してんだよ?このパーティって誰のなんだよ?何企んでんだ?」

今頃気が付いた。
バカだ、俺。

「えー。常連さんの息子の誕生日パーティだって」

「息子って聞いてねーよ」

「そうだった?」

マジでー?
嵌められた…