衣替えも済んで、テストも終わり、安らぐ6月を迎えたお昼時。
いつものように俺は椅子を横に座って、教室で静流とご飯を食べていた。
「一葉。1時間のバイトしない?」
唐突に静流が言ってきたので俺はバカッ面になったんだと思う。
「一葉。ご自慢の顔が不細工ですことよ?」
チッと舌打ちをして、静流を睨んだ。
「何のバイトだよ、それ」
「んー。おばあちゃんのお店の常連さんが誰かのバースディパーティ開きたいらしくて。そこで生演奏をしてくれないかって」
「どっちの常連?」
「夜」
「無理無理!夜の方はバーじゃん?両親共に公務員の俺が、夜の飲み屋でバイトできねーのはお前知ってんだろうが!」
そう言うなり俺はオカンが作ってくれたサンドイッチに齧り付いた。
いつものように俺は椅子を横に座って、教室で静流とご飯を食べていた。
「一葉。1時間のバイトしない?」
唐突に静流が言ってきたので俺はバカッ面になったんだと思う。
「一葉。ご自慢の顔が不細工ですことよ?」
チッと舌打ちをして、静流を睨んだ。
「何のバイトだよ、それ」
「んー。おばあちゃんのお店の常連さんが誰かのバースディパーティ開きたいらしくて。そこで生演奏をしてくれないかって」
「どっちの常連?」
「夜」
「無理無理!夜の方はバーじゃん?両親共に公務員の俺が、夜の飲み屋でバイトできねーのはお前知ってんだろうが!」
そう言うなり俺はオカンが作ってくれたサンドイッチに齧り付いた。