全員の自己紹介が終わった所で私はスカートの裾を持ち、軽く頭を下げて…

美麗「よろしくお願いしますわ」

と言った。そうすると冬麻が…

冬麻「……タメでいい。」

美麗「……」

私はその言葉に、何も返すことができなかった。

大貴「無理はしなくていいですよ。少しずつで…。いいですよね?白竜のみなさん?」

白竜「「「「「コクンッ」」」」」

琴音「美麗は過去が原因で、人をなかなか信頼できない。だから、白竜が美麗に信じさせてあげて…。美麗がタメで話し、心から笑うようになった時…それが美麗があなたたちを信頼したという、何よりの証拠となるわ。」

みんな…ありがとう……。