Sweets♡Days



あたし達の意見が一致してから三日が経った。


あれからますます『KADOMATSU』の人気は上がっていて、あたし達のお店にも人は来ているものの、売り上げは下がってしまっていた。


「今日もまたお客さんの人数減ってたね…」


「あぁ…」


閉店してから二階の自宅に戻り、リビングのソファーに座って反省会という名の作戦会議。


「この状況を変えるためには、やっぱり何かしないとだけど…。…ねぇ、考えたんだけど、新商品を増やすってのは?」


「新商品をただ増やすだけじゃ、興味をもってもらえるのは最初だけだろ」


桐島が真面目な顔で呟いた。


「そっかぁ…」


はぁ…とため息をつく。


どうしたらお客さんは増えるんだろ…。


頭をかかえた。