「何名ですか?」

「二名です」

「じゃあここの席お座りください!」

「はい、先輩、どうぞ」

「あ、ありがと…う」

意外と優しいのね

「何飲みます?」

「私はこれ」

手前にあった、カクテルをえらんだ

「やっぱ大人ですね、俺はビールで!」

「そう、ビールはみんな好きよね」

「はい!あ、頼みますねー!」

登坂さんが呼び

飲み物と食べ物も注文してくれている

「あれ、夕星?」

「え、孝太…」

「久しぶりだなー!あ、ごめんごめん邪魔したわ」

「え、いや、後輩だから」

この人は、私の高校時代の元カレ

まぁ2ヶ月だったけど…

海 孝太(かい こうた)

そこから友達に戻り、仲がいい

「夕星先輩…」

「ちょっとごめんね」

「もう7年か」

「あの人があんな状態になってからね、私は今でも行ってるわ」

「まじか、お前ももう新しい恋をしたらどうだ」

「わかってるわよ」

「そろそろお暇するわ、またな」

「ええ…」