「俺…離れる気ありませんから」

え？

あ、私…告白？されたんだっけ

あぁそうか

そうだった…

「でも…もう…」

拓斗がいるし

諦めるでしょ

うん…

「夕星さん…いいですか？」

あ、優香ちゃん…

「う、うん…いいけど」

私は優香ちゃんについて行って

会社の休憩室まで来た

「あの…優真くんの事、どう思いますか？」

「え？登坂くん…？」

どう思うって…そりゃあ…

「いい後輩だと思ってる…よ…」

うん

これであってる。

「そうですか…なら、今度から誘われても断ってくださいね」

「え…？」

「目障りなんですよ、貴方が…」

「っ…そ、そう」

「分かってくださって、ありがとうございます！」

いつもの優香ちゃんだよね？

さっきのは怖かったな…

私達は、話を終わり

優香ちゃんはすぐ戻った

私は立ち止まったまま

「はぁ…」

「どうしたの？」

「あ、え…山浦さん！！」

この人は

本部長の 山浦 玲音さん (やまうら れお)

31歳の若さで、もうここまでいったらしい

「で？どうしたの？」

「ちょっと疲れまして…あ、いえ！」

「いいのいいの、僕もここに座っていいかな？」

「はい…」