珍しい白一華というこの名前は、アネモネを由来に付けたという。 でも、アネモネの花言葉は『見捨てられた』『恋の苦しみ』。 こんな付け方ってある? 何一つ良い要素のない花言葉なんて。 自分の家が友達の家族と違うという事実に気がついたのは小学校2年生のとき。 そして、自分が愛されているという微かな希望を抱いて名前の由来を聞いたのが小学校3年生。 なのにこの名前の付け方には呆れた。 そして、その時から家族を信用しなくなった。