君は
私に
こう言ったね。

「僕にさ妖精がさ見えてしまうんだったら、きっともうすぐ僕の終わりが来るんだね。きっと死ぬんだね。でもね僕はもう十分なんだ。」

「そんなことは言ってはダメなの!
だって生きたくても生きられなかった人がいるから。」

君はきっと私のことが鬱陶しかっただろうね。

それでも君は微笑んでいたんだ。