そして、席に付くと、私は窓際1番後ろで、隣に雪。



前に心咲、斜め前に雅。



そしてその回りに黒薔薇と最強5人が揃っていた。



と、



己龍「全員、特に女子。雪に近付くなら、死ぬ覚悟あってから行けよ。じゃ、今日授業無いから」



と去っていった己龍。



何て適当な。



と思っていると、



ブーー



と、マナーモードの私の携帯が鳴った。



確認すると、組長からのメールで



『有栖。いきなりではあるが、近い内に組潰しに戻って欲しい。その為、雪君の護衛は真冬と真幸に

任せる。不安だろうが、真冬も真冬で組の事を受け入れつつある。追伸。雪君を取られないようにな』



と書いてあった。



………。



絶句。



まぁ、私も考えていた事だしね。



でも、真冬か。