と、



ボディーガード「お、俺の命なら、俺の事ならどうとでもして良いです!だから、お嬢様や、

お嬢様の財閥には、手を、出さないで下さい!お願いします!」



女「力」



………。



「自分と身を犠牲にしてまでも、その女に仕えるという心構えが素晴らしいですね(ニコッ)」



力と呼ばれたボディーガード。



力は、真っ直ぐに私を見てる。



強い、その女を守りたい。という意志の隠った目で。



女「わ、私も、ゴメンなさい」



謝った?



………今まで私は、化粧の濃い女は絶対謝らないものだと思っていた。



他人を犠牲にして、自分は優位に、上に立とうとするのだと。



女「わ、私が、貴女に取っ掛からなければ、力は口出ししなかったわ!だから、力の組には手出し

しないで!………お願い、します」



………この態度を見ると、世界のトップは恐れられているんだな。



「ご心配なさらず。私は、組を利用して貴女方を潰そうなどとは思っていませんから」



力、女「!!」