出会いは合コンで

雪side



僕は、ベットに入ってきた有栖を抱き締めた。



柔らかくて白い肌に、良い香り。



まるで華の中に居るみたいで、スゴく落ち着く香り。



そして、今日僕は、有栖と近付きたくなった。



あの圧倒的な強さに、いつも笑みを浮かべている姿。



何だろうか、とにかくとても惹かれてしまった。



今分かっているのは、鈍感で天然な事と、この香りと容姿。



もっと知りたいと思う。



そして、いつか本当の有栖を見たいと思う。



本当の有栖と、話したいと思う。



そんな事を考えていると、僕は自然と眠っていた。



雪side end