少しの間沈黙が続き、



聖「じゃ、じゃあ、有栖ちゃんには雪の部屋で一緒に居て貰うってのは?」



と言ったのだ。



雪「えっ」



………。



聖「勿論、雪の部屋の隣は有栖ちゃんの部屋で、荷物も用意してるけど、なるべく雪と一緒に居て

欲しいからね」



………。



雪「えー」



っと、私を横目で見る雪。



聖「勿論、お風呂も睡眠も一緒にね」



………。



雪「えっ」



………何も言えない。



聖「決まり!じゃ、早速入ってきて。有栖ちゃんのは脱衣室に置いてあるから」



と言いながら、私と雪の背を押す聖さん。



そのまま押され続け、部屋を出されてしまった。