「心咲?雅達だよ、黒薔薇の」



心咲「嫌、私、胸もお尻も、知らない人に触られて、穢れちゃった!」



!!



遅かったのか?



私が来たのは、手遅れだったのか?



いや、遅かったんだ。手遅れだったんだ。



心咲「でも、有栖に電話が行ったときにはもう、犯され掛けてて、胸もお尻も触られてたから、

仕方無いよ。気にしないで」



仕方ない?気にしないで?



「仕方無い?仕方なくないだろ!」



心咲「えっ?有栖?」



「例えそうでも、私は柴木の事は気にしていた。それに、トイレに行くときに私が着いていけば

触られずに済んだじゃ無いか!怖い思いもしなくて済んだのに」



心咲「有栖」



「それに、心咲」



心咲「ん?」



少し落ち着いた私は、



「心咲は穢れてなんか無い」



心咲「でも」



「それでも心咲が自分は穢れたと思うなら、雅に清めて貰えば良いだろ?」



心咲「/////」