押して押して引く!?
雅side
唯花からの応援もあり、碧翔さんにアタックをすることを決意した私、瀬川雅でありますが…
まず、なにから始めればいいんですか!!
まったく計画なしに始めるって言ったってダメでしょ!!
ってことで、唯花と計画を練って練って練りまくってる最中でございます。
「碧翔さんって王子って言われてるけど、クールで冷たそうな感じだけど家だとどうなの?」
「んーたしかに王子って感じではないと思う。なんか気難しくていっつも難しい本とか新聞ばっかり読んでる感じ。」
テレビ観てるところなんて見たことないし、遊びに行くところも見たことない。
あ!!!
じゃあ、遊びに誘えばいいんだ!!
「ねぇ!唯花!」
「なに?なんか思いついた?」
超絶いいことを思いつきましたよ!!
「私、碧翔さんをデートに誘う!!」
「デ、デート!?」
「本気で言ってる?相手は、あの伊丹碧翔だよ?」
「だからこそよ!!アタックするって決めたからにはどんどん押して押して引いて押さないと!」
「そ、その調子よ!!雅!!」
「頑張る!」
と意気込みは完璧です。
あっという間に授業を終え放課後。
玄関の前で碧翔さんを待ってる最中♥︎
なんか私らしくないような気が。。
碧翔さんを待つ時間でさえ愛おしくなるなんて…
あのスラっとしたスタイルのいい私の王子様は……
碧翔さんだ!!
「碧翔さ…ん」
「碧翔〜一緒に遊ぼっ♪」
「碧翔いなきゃつまんなぁぁい!!」
「え…。」
ちいさい声が出た。
私よりもはるかに大人っぽくてスタイルが良い美人が碧翔さんの腕をつかみ必死に誘う。
私が入る隙間なんてない。
胸が苦しくなる。
きゅーっと締め付けられるような痛み。
碧翔さん。断るよね?
「悪いけど俺、お前らとは遊びたくない。」
え?王子様キャラ捨てた…
碧翔さんの冷たく放った言葉を耳にしたケバめの女子はガッカリ&それでもステキみたいなごっちゃごちゃな感情、表情があらわれている。
それなりに女子達はショックを受けているわけだ。
「俺さ、雅がいるからお前らとは遊ばない。じゃ、そういうことで。」
チラッと私を王子様じゃない笑顔でみる。
碧翔さんに少しずつ近づいているような気がするのは私だけかな?
よし、いまだ!!
「碧翔さん!」
「ん?どうした?」
「私とデートしてくださいっ!」
言えたー!ついに言っちゃったよ私。
唯花ー!今日は私の夜ご飯焼肉だよね〜
「いいよ、今から行くか。」
…はい? 今ですか?NOW?
「は、はい。」
… ショ、ショッピングモーーール?!
たくさんの美人、イケメンが集っている。
高級ブランドやアクセサリー店、雑貨屋さんや靴屋さん中にはカフェや人気スイーツ店もたくさん入っている。
こんな所で碧翔さんとふたりっ?!
うれしい︎☺︎
「好きな店入れよ。」
「いいんですか?」
「あぁ。あと敬語やめろ。」
「え?あ、うん。」
『敬語やめろ。』ってことは??
1歩近づけた??
私は高級ではない人気ブランド店に入る。私はここの服がすごい好き。
碧翔さんに初めてあった時もここの服着ていたんだよね。ちょっとここのブランド特別になった気がする!
「俺が選んでやるよ。」
え!?
選ぶって???凄く嬉しい!碧翔さんが?
「い、いいの?」
「私が付き合わせてもらったのに悪いね、スイーツ好き?」
「まー好き。」
「選んでくれるお礼に好きなスイーツおごってあげるっ!」
「おごらなくていい。」
「お礼だからいいのっ」
そんな会話があり、碧翔さんは何を選んだかというと。
1点目友達の結婚式にでも行くんでしょうかって言うような紺のシンプルなデザインのワンピース。
2点目またまたパーティーに気合い入れましたみたいな大人っぽい淡いピンクのつなぎ。
3点目前のふたつと違ってスタイルがだいぶ強調されるシンプルなパンツ。
どれも私の好みなんですけど!!
この中から選べないよ!可愛くて!一応?パーティーとかあるかなみたいな考えで2点目のつなぎに決めました!と思いきや
「この3つ全部ください。」
3つ!?ちょっとまって、私カードある!
「3つも悪いよ〜、私自分のカードあるから!」
「いや、もう済ませた。」
そんなぁ。
お母さん、私は碧翔さんといればめちゃくちゃになります。
大丈夫かな?
「碧翔さんありがとう!」
「いや別に。」
碧翔さんと暮らすようになって時間も気にしなくなってきていつもと違いすぎてたまに焦る私。碧翔さんに振り回されすぎ!!
碧翔さんは私にまるで彼女かのようにあたりまえに服をプレゼントしてくれるけど実際私のことどう思ってんのかよくわかんないし、私の気持ちだってこの状態なら届かないよね。
雅side
唯花からの応援もあり、碧翔さんにアタックをすることを決意した私、瀬川雅でありますが…
まず、なにから始めればいいんですか!!
まったく計画なしに始めるって言ったってダメでしょ!!
ってことで、唯花と計画を練って練って練りまくってる最中でございます。
「碧翔さんって王子って言われてるけど、クールで冷たそうな感じだけど家だとどうなの?」
「んーたしかに王子って感じではないと思う。なんか気難しくていっつも難しい本とか新聞ばっかり読んでる感じ。」
テレビ観てるところなんて見たことないし、遊びに行くところも見たことない。
あ!!!
じゃあ、遊びに誘えばいいんだ!!
「ねぇ!唯花!」
「なに?なんか思いついた?」
超絶いいことを思いつきましたよ!!
「私、碧翔さんをデートに誘う!!」
「デ、デート!?」
「本気で言ってる?相手は、あの伊丹碧翔だよ?」
「だからこそよ!!アタックするって決めたからにはどんどん押して押して引いて押さないと!」
「そ、その調子よ!!雅!!」
「頑張る!」
と意気込みは完璧です。
あっという間に授業を終え放課後。
玄関の前で碧翔さんを待ってる最中♥︎
なんか私らしくないような気が。。
碧翔さんを待つ時間でさえ愛おしくなるなんて…
あのスラっとしたスタイルのいい私の王子様は……
碧翔さんだ!!
「碧翔さ…ん」
「碧翔〜一緒に遊ぼっ♪」
「碧翔いなきゃつまんなぁぁい!!」
「え…。」
ちいさい声が出た。
私よりもはるかに大人っぽくてスタイルが良い美人が碧翔さんの腕をつかみ必死に誘う。
私が入る隙間なんてない。
胸が苦しくなる。
きゅーっと締め付けられるような痛み。
碧翔さん。断るよね?
「悪いけど俺、お前らとは遊びたくない。」
え?王子様キャラ捨てた…
碧翔さんの冷たく放った言葉を耳にしたケバめの女子はガッカリ&それでもステキみたいなごっちゃごちゃな感情、表情があらわれている。
それなりに女子達はショックを受けているわけだ。
「俺さ、雅がいるからお前らとは遊ばない。じゃ、そういうことで。」
チラッと私を王子様じゃない笑顔でみる。
碧翔さんに少しずつ近づいているような気がするのは私だけかな?
よし、いまだ!!
「碧翔さん!」
「ん?どうした?」
「私とデートしてくださいっ!」
言えたー!ついに言っちゃったよ私。
唯花ー!今日は私の夜ご飯焼肉だよね〜
「いいよ、今から行くか。」
…はい? 今ですか?NOW?
「は、はい。」
… ショ、ショッピングモーーール?!
たくさんの美人、イケメンが集っている。
高級ブランドやアクセサリー店、雑貨屋さんや靴屋さん中にはカフェや人気スイーツ店もたくさん入っている。
こんな所で碧翔さんとふたりっ?!
うれしい︎☺︎
「好きな店入れよ。」
「いいんですか?」
「あぁ。あと敬語やめろ。」
「え?あ、うん。」
『敬語やめろ。』ってことは??
1歩近づけた??
私は高級ではない人気ブランド店に入る。私はここの服がすごい好き。
碧翔さんに初めてあった時もここの服着ていたんだよね。ちょっとここのブランド特別になった気がする!
「俺が選んでやるよ。」
え!?
選ぶって???凄く嬉しい!碧翔さんが?
「い、いいの?」
「私が付き合わせてもらったのに悪いね、スイーツ好き?」
「まー好き。」
「選んでくれるお礼に好きなスイーツおごってあげるっ!」
「おごらなくていい。」
「お礼だからいいのっ」
そんな会話があり、碧翔さんは何を選んだかというと。
1点目友達の結婚式にでも行くんでしょうかって言うような紺のシンプルなデザインのワンピース。
2点目またまたパーティーに気合い入れましたみたいな大人っぽい淡いピンクのつなぎ。
3点目前のふたつと違ってスタイルがだいぶ強調されるシンプルなパンツ。
どれも私の好みなんですけど!!
この中から選べないよ!可愛くて!一応?パーティーとかあるかなみたいな考えで2点目のつなぎに決めました!と思いきや
「この3つ全部ください。」
3つ!?ちょっとまって、私カードある!
「3つも悪いよ〜、私自分のカードあるから!」
「いや、もう済ませた。」
そんなぁ。
お母さん、私は碧翔さんといればめちゃくちゃになります。
大丈夫かな?
「碧翔さんありがとう!」
「いや別に。」
碧翔さんと暮らすようになって時間も気にしなくなってきていつもと違いすぎてたまに焦る私。碧翔さんに振り回されすぎ!!
碧翔さんは私にまるで彼女かのようにあたりまえに服をプレゼントしてくれるけど実際私のことどう思ってんのかよくわかんないし、私の気持ちだってこの状態なら届かないよね。

