オトモダチノコイ
雅side
ようやく新しい学校にも慣れてきて約2週間位経ってだんだんクラスに馴染めたかなーって感じだけど…
最近唯花の様子がおかしいわけでもないけど、なんか違います。
___キーンコーンカーンコーン
午前中の授業を終えて弁当を食べる。
ちょっと唯花に聞いてみよ。
「ねぇ、唯花。聞きたいことあるんだけどさ、いい?」
「なに?いいよ〜」
「なんか最近唯花変じゃない??」
「え、何急にっっ!!」
と唯花が慌てて言う。
なんかあったよねきっと。
「雅??正直に言うから放課後私の家に来てくれる??」
「いいよ〜」
なんだろう。。
あっという間に昼休みが終わり午後の授業。
英語と体育だ。体育かー。食べたあとなのにー。
授業のことなんかもちろん頭には入ってなくて。。唯花のことで頭がいっぱいだった。
放課後、唯花の家に行って部屋でくつろぐ。
何があったんだろう。
唯花が口を開く。
「あのさ、実はね言おうと思ってたんだけど聞いてもらっていい?」
「全然いいよ!!」
「実はね、私中学2年の頃から好きな人がいるの。」
「す、すきな人?」
「う、うん。」
「でね、その人は私たちの1個上の先輩で今、日本にはいないの。」
え?日本にいない?どういうこと??
「留学してるのよ、ニュージーランドに。」
留学!?!?!?
すごいっ!
どんな人なんだろう。。
「雅は?好きな人いないの?」
真剣な顔で聞く唯花。
【好きな人】と聞いて頭に浮かんでくるのは碧翔さん。
なんで?なんで碧翔さんなのよ。。
手の届くような人じゃないのに。
わたしなんかじゃ釣り合わないのに。
「唯花には正直に言おうと思う。」
「うん、聞くよ。」
心臓がいつも以上に速くて自分でも驚く。
「実はね、わたし、碧翔さんが好きなの。」
「あ、あ、碧翔さんってあの伊丹グループの?伊丹碧翔さん?」
「そ、そうだよ。」
なんて照れてみる。
「私、今碧翔さん家にお世話になってるの。お父さんが転勤でドイツに行ってる間碧翔さんの家に居候させてもらってて…」
「なんでそれをもっと早く言ってくれなかったのよ!!」
「なかなか言い出せなくて…」
唯花はあきれた顔でまー言ってくれてよかったなんていう。
「でもそんな奇跡ってあるのね…。」
「え?」
唯花が言ってることがよく理解できない。
「だってさ、私が今聞いた話ほんと漫画だよ?漫画でもないくらいうま〜くできてる。」
となぜか感心する。
「ま、碧翔さんと頑張って!!」
まだろくに顔を見て話せないのに…
「う、うん!」
唯花も応援してくれてるし、アタック開始!!
「てかさ、唯花、旭飛さんとはどうやって出会ったの?」
「旭飛さんとはいとこなの。」
えぇぇぇ?!!!
いとこ?イトコ?
そんなことあるの!?
「私のお母さんと旭飛さんのお父さんが姉弟でさ、小さい頃よく遊んでたの。でも突然留学するって言い出して。旭飛さんは私のこと妹みたいにしか見てないし見送ったあとは家で泣いたよ」
と悲しそに笑っていう唯花。
「じゃあ唯花。その旭飛さんが帰ってきたら大人になってる唯花を見せるのよ!」
「え?大人になった私?」
「そう、留学に行ったのはいつ?」
「もう4年前かなー。」
4年前なら十分オトナの唯花を見せつけれる!!
「唯花、ちょっと今から付き合って」
と、放課後パパっとHRを終わらせてくれた担任に感謝しつつ私たちは大きなショッピングモールにきています。
「まず、唯花が好きな店に入って」
そこから系統を180度かえたいところだけどいきなり変えたら違和感しかなくて落ち着かないと思うから135度くらいで今はとめておきましょう。
唯花が選んだのは…
ガーリー系
もう私からしたら《the女子》の世界。
しばらくこういう服着てないわ!!
「私、前まで服に興味なかったの。中学の時まで親が用意した服しか着てなかったから、なんか自分で選ぶって言うのが定着してないって言うか。」
クスクスっと笑う唯花にちょっと安心する私。
「今日はまず1着唯花が好きなの選んで2着私が別の店で選んであげる」
とりあえずコーディネートもしなきゃねー!
あー!すごく楽しくなってきたっ!!
唯花は以外にもサロペットを選んだ。
唯花ならサロペットの中に何着るんだろう?
なんて想像しながら唯花の服を選んでる。
まーひとつはねもう決まってるの!
かわいいかわいいパジャマ!
これは外せないよね、
次にダメージの入った黒のスキニーとトップスはシンプルなシャツ。
あとこっそりGジャンも買っといた!おそろいで♡
あとついでにピアスも買っといたー!
かわいい私がよく着る系統のピアス!
あとは少しずつ変えて旭飛さんにびっくりさせるだけだねっ
雅side
ようやく新しい学校にも慣れてきて約2週間位経ってだんだんクラスに馴染めたかなーって感じだけど…
最近唯花の様子がおかしいわけでもないけど、なんか違います。
___キーンコーンカーンコーン
午前中の授業を終えて弁当を食べる。
ちょっと唯花に聞いてみよ。
「ねぇ、唯花。聞きたいことあるんだけどさ、いい?」
「なに?いいよ〜」
「なんか最近唯花変じゃない??」
「え、何急にっっ!!」
と唯花が慌てて言う。
なんかあったよねきっと。
「雅??正直に言うから放課後私の家に来てくれる??」
「いいよ〜」
なんだろう。。
あっという間に昼休みが終わり午後の授業。
英語と体育だ。体育かー。食べたあとなのにー。
授業のことなんかもちろん頭には入ってなくて。。唯花のことで頭がいっぱいだった。
放課後、唯花の家に行って部屋でくつろぐ。
何があったんだろう。
唯花が口を開く。
「あのさ、実はね言おうと思ってたんだけど聞いてもらっていい?」
「全然いいよ!!」
「実はね、私中学2年の頃から好きな人がいるの。」
「す、すきな人?」
「う、うん。」
「でね、その人は私たちの1個上の先輩で今、日本にはいないの。」
え?日本にいない?どういうこと??
「留学してるのよ、ニュージーランドに。」
留学!?!?!?
すごいっ!
どんな人なんだろう。。
「雅は?好きな人いないの?」
真剣な顔で聞く唯花。
【好きな人】と聞いて頭に浮かんでくるのは碧翔さん。
なんで?なんで碧翔さんなのよ。。
手の届くような人じゃないのに。
わたしなんかじゃ釣り合わないのに。
「唯花には正直に言おうと思う。」
「うん、聞くよ。」
心臓がいつも以上に速くて自分でも驚く。
「実はね、わたし、碧翔さんが好きなの。」
「あ、あ、碧翔さんってあの伊丹グループの?伊丹碧翔さん?」
「そ、そうだよ。」
なんて照れてみる。
「私、今碧翔さん家にお世話になってるの。お父さんが転勤でドイツに行ってる間碧翔さんの家に居候させてもらってて…」
「なんでそれをもっと早く言ってくれなかったのよ!!」
「なかなか言い出せなくて…」
唯花はあきれた顔でまー言ってくれてよかったなんていう。
「でもそんな奇跡ってあるのね…。」
「え?」
唯花が言ってることがよく理解できない。
「だってさ、私が今聞いた話ほんと漫画だよ?漫画でもないくらいうま〜くできてる。」
となぜか感心する。
「ま、碧翔さんと頑張って!!」
まだろくに顔を見て話せないのに…
「う、うん!」
唯花も応援してくれてるし、アタック開始!!
「てかさ、唯花、旭飛さんとはどうやって出会ったの?」
「旭飛さんとはいとこなの。」
えぇぇぇ?!!!
いとこ?イトコ?
そんなことあるの!?
「私のお母さんと旭飛さんのお父さんが姉弟でさ、小さい頃よく遊んでたの。でも突然留学するって言い出して。旭飛さんは私のこと妹みたいにしか見てないし見送ったあとは家で泣いたよ」
と悲しそに笑っていう唯花。
「じゃあ唯花。その旭飛さんが帰ってきたら大人になってる唯花を見せるのよ!」
「え?大人になった私?」
「そう、留学に行ったのはいつ?」
「もう4年前かなー。」
4年前なら十分オトナの唯花を見せつけれる!!
「唯花、ちょっと今から付き合って」
と、放課後パパっとHRを終わらせてくれた担任に感謝しつつ私たちは大きなショッピングモールにきています。
「まず、唯花が好きな店に入って」
そこから系統を180度かえたいところだけどいきなり変えたら違和感しかなくて落ち着かないと思うから135度くらいで今はとめておきましょう。
唯花が選んだのは…
ガーリー系
もう私からしたら《the女子》の世界。
しばらくこういう服着てないわ!!
「私、前まで服に興味なかったの。中学の時まで親が用意した服しか着てなかったから、なんか自分で選ぶって言うのが定着してないって言うか。」
クスクスっと笑う唯花にちょっと安心する私。
「今日はまず1着唯花が好きなの選んで2着私が別の店で選んであげる」
とりあえずコーディネートもしなきゃねー!
あー!すごく楽しくなってきたっ!!
唯花は以外にもサロペットを選んだ。
唯花ならサロペットの中に何着るんだろう?
なんて想像しながら唯花の服を選んでる。
まーひとつはねもう決まってるの!
かわいいかわいいパジャマ!
これは外せないよね、
次にダメージの入った黒のスキニーとトップスはシンプルなシャツ。
あとこっそりGジャンも買っといた!おそろいで♡
あとついでにピアスも買っといたー!
かわいい私がよく着る系統のピアス!
あとは少しずつ変えて旭飛さんにびっくりさせるだけだねっ

