ドキドキの生活♡
雅side
私はこの伊丹家でしばらくの間暮らすことが決まった。なぜかもう私の部屋まである。
末っ子の鈴ちゃん?と奥様が用意してくれたらしい。行動力が素晴らしい。
今まで住んでいた家はおばあちゃんとおじいちゃんが暮らすことに。
ただいま5月20日 日曜日
なぜかもう伊丹家にいる。
a.m. 8 : 16
昨日は1回家に帰って、早朝また キマシタ。
ある程度必要な荷物を持って。
てか、もう住み始めるの?早すぎません?まだ住むと決めてから24時間も経ってませんよ?善は急げって?これ善?もうわけわからない。まいっか。
いつも『まいっか。』と流してしまうのが私、雅である。
「おはよ。」
低くて優しい声。
その声の主は。
「俺、碧翔。後は昨日言った通りだ。」
やっぱりいつ見てもイケメン。
くっきりとした目。高くて筋の通った鼻。すこしぽってりした女の子みたいな唇。極め付きはふわっとしたダークブラウンの髪!私より女子!!このフェイスで身長180くらいは反則。
思わず声に出た言葉は
「おはようございます。身長何センチですか?」
やばいっ!でちゃった!!
どうしよう、こいつ無礼者とか思ってないかな?ま、いっか。 ほらでたま、いっか。
「身長?183cm。お前は?」
ひゃっひゃっ、 ひゃく はちじゅう さん!?
183cm!!!でっか!
「身長高いですね!180cmはあると思ってましたがほんと高いですね!私は155.7cmです。」
私ってチビ?違うよね?55もあればちびではないよね。
「155か。普通だな。」
「ふ、ふつう…ですね。」
一瞬沈黙になる。
「あの、普段休みの日はなにをされるんですか?」
「読書とかたまに運動する。」
「読書!いいですね、どんな本読むんですか?」
なんとか会話を繋げなきゃ。じゃなきゃどこで終わっていいかわかんないよ!!
「いろんなの。」
「い、、いろんなのですか…」
なんて繋げばいいかわかんないっっ!
困るよ〜。
「お前さ、俺の婚約者になりにこの家に来たの?」
へ?こ、こ、婚約者?どうしてそうなるんですか!!絶対ありえないでしょ、こんな超絶美形男子でさらに御曹司。
「え、どうしてですか?私はお父さんが転勤でドイツに行ってる間お世話になることになったんです。碧翔さんの邪魔はしないのでご安心ください!」
ここまで言えばなんともおもわないでしょ!
「そうか。うちに親と娘で来る家は大体俺の婚約者になる人だからてっきりお前もそのひとりだと思った。」
やっぱりお金持ちは違うなぁぁ。
今も婚約者いるのかな?
きになる。
「お前さ、今俺に婚約者いるか気にならないの?」
え、待って図星だ…
普通に気になりました。
「え?だって、、私が、碧翔さんの婚約者を気にしたとしても碧翔さんは私には手の届かない雲の上の人だから気にしても無駄です。」
当たり前じゃない。気になる?気になるどころか私には手の届かない高すぎるところよ。
そう言って言い聞かせる。
「お前さ、俺の婚約者になれよ。」
はい?
オレノ コンヤクシャ 二 ナレヨ。
単語を1個ずつ理解して瀬川雅。
お前=私、瀬川雅
俺の=碧翔さんの
婚約者=碧翔さんの婚約者、伊丹グループの御曹司の嫁。
なれよ=婚約者に《なる》
ん??むりですむりです。
私には言った通り手の届かない存在。
「なにを言ってるんですか!!ご冗談は勘弁してください…」
ほんと冗談は勘弁してくだせーい。
「冗談じゃねぇよ。」
はい?今、冗談じゃないっておっしゃいましたよね?
「ご冗談でなければなんですか……?」
びっくりしちゃう。
頭の中はもちろんクエスチョンマークがやたら多い。
「考えてみろ。」
この一言だけ言い残しどこかへ去っていった。
もう!!やめてよう!!初っぱなからこんなこと言われるなんて!間に受けちゃダメよ、瀬川雅!!
雅side
私はこの伊丹家でしばらくの間暮らすことが決まった。なぜかもう私の部屋まである。
末っ子の鈴ちゃん?と奥様が用意してくれたらしい。行動力が素晴らしい。
今まで住んでいた家はおばあちゃんとおじいちゃんが暮らすことに。
ただいま5月20日 日曜日
なぜかもう伊丹家にいる。
a.m. 8 : 16
昨日は1回家に帰って、早朝また キマシタ。
ある程度必要な荷物を持って。
てか、もう住み始めるの?早すぎません?まだ住むと決めてから24時間も経ってませんよ?善は急げって?これ善?もうわけわからない。まいっか。
いつも『まいっか。』と流してしまうのが私、雅である。
「おはよ。」
低くて優しい声。
その声の主は。
「俺、碧翔。後は昨日言った通りだ。」
やっぱりいつ見てもイケメン。
くっきりとした目。高くて筋の通った鼻。すこしぽってりした女の子みたいな唇。極め付きはふわっとしたダークブラウンの髪!私より女子!!このフェイスで身長180くらいは反則。
思わず声に出た言葉は
「おはようございます。身長何センチですか?」
やばいっ!でちゃった!!
どうしよう、こいつ無礼者とか思ってないかな?ま、いっか。 ほらでたま、いっか。
「身長?183cm。お前は?」
ひゃっひゃっ、 ひゃく はちじゅう さん!?
183cm!!!でっか!
「身長高いですね!180cmはあると思ってましたがほんと高いですね!私は155.7cmです。」
私ってチビ?違うよね?55もあればちびではないよね。
「155か。普通だな。」
「ふ、ふつう…ですね。」
一瞬沈黙になる。
「あの、普段休みの日はなにをされるんですか?」
「読書とかたまに運動する。」
「読書!いいですね、どんな本読むんですか?」
なんとか会話を繋げなきゃ。じゃなきゃどこで終わっていいかわかんないよ!!
「いろんなの。」
「い、、いろんなのですか…」
なんて繋げばいいかわかんないっっ!
困るよ〜。
「お前さ、俺の婚約者になりにこの家に来たの?」
へ?こ、こ、婚約者?どうしてそうなるんですか!!絶対ありえないでしょ、こんな超絶美形男子でさらに御曹司。
「え、どうしてですか?私はお父さんが転勤でドイツに行ってる間お世話になることになったんです。碧翔さんの邪魔はしないのでご安心ください!」
ここまで言えばなんともおもわないでしょ!
「そうか。うちに親と娘で来る家は大体俺の婚約者になる人だからてっきりお前もそのひとりだと思った。」
やっぱりお金持ちは違うなぁぁ。
今も婚約者いるのかな?
きになる。
「お前さ、今俺に婚約者いるか気にならないの?」
え、待って図星だ…
普通に気になりました。
「え?だって、、私が、碧翔さんの婚約者を気にしたとしても碧翔さんは私には手の届かない雲の上の人だから気にしても無駄です。」
当たり前じゃない。気になる?気になるどころか私には手の届かない高すぎるところよ。
そう言って言い聞かせる。
「お前さ、俺の婚約者になれよ。」
はい?
オレノ コンヤクシャ 二 ナレヨ。
単語を1個ずつ理解して瀬川雅。
お前=私、瀬川雅
俺の=碧翔さんの
婚約者=碧翔さんの婚約者、伊丹グループの御曹司の嫁。
なれよ=婚約者に《なる》
ん??むりですむりです。
私には言った通り手の届かない存在。
「なにを言ってるんですか!!ご冗談は勘弁してください…」
ほんと冗談は勘弁してくだせーい。
「冗談じゃねぇよ。」
はい?今、冗談じゃないっておっしゃいましたよね?
「ご冗談でなければなんですか……?」
びっくりしちゃう。
頭の中はもちろんクエスチョンマークがやたら多い。
「考えてみろ。」
この一言だけ言い残しどこかへ去っていった。
もう!!やめてよう!!初っぱなからこんなこと言われるなんて!間に受けちゃダメよ、瀬川雅!!

