王子様降臨
唯花side
長年片思いしてきた王子様が帰ってくる!?
あああ急に留学するって言い出して、ショックでしかなかった…
旭飛とは幼稚園の時からの幼なじみ。
たまたま家が隣同士、母親同士が高校の先輩後輩らしくてよく仲良くさせて頂いてた。
あの日までは。
中学2年の頃から旭飛に片思いしてて、結構アピールして頑張ってたのに全く、鈍感で気づかれない。
もしやその気がない… という結論にいたって諦めかけてた。
でもいざ忘れようとすれば反比例して好きが増してく。
旭飛に会いたい。
私が旭飛のことが好きなのは碧翔さんも知ってる。
旭飛は中3から高1にかけて、やんちゃしてて髪色も定期的に変わってた。赤、緑、ピンク、金…
それでも旭飛が根は優しくて男らしいとこを知ってたからそんなことぐらいで嫌いになんてなれなかった。
悪い人達と付き合って迎えに行くこともあった。
高1の夏まで派手髪で中学の勉強もままにならない、パッパラパーなのに9月28日、あの日に旭飛は突然、
『俺、留学することにした。』
その言葉を言った旭飛は男らしくてたくましかった。
言った時にはもうすでに手続きも済ませてあって、あとは飛行機に乗って行くだけだった。
具体的に何年間とも言わず好きな時に一度帰ってまた戻る らしい…
「唯花〜!!どうしたのー??ゆ!い!か!」
「あ!ごめんごめん、考え事してた…」
「どうしたの?珍しいね」
「ほら、前に話したでしょ?私の片思いのこと」
「あ〜、中村、あ、さひ さんだっけ??
唯花side
長年片思いしてきた王子様が帰ってくる!?
あああ急に留学するって言い出して、ショックでしかなかった…
旭飛とは幼稚園の時からの幼なじみ。
たまたま家が隣同士、母親同士が高校の先輩後輩らしくてよく仲良くさせて頂いてた。
あの日までは。
中学2年の頃から旭飛に片思いしてて、結構アピールして頑張ってたのに全く、鈍感で気づかれない。
もしやその気がない… という結論にいたって諦めかけてた。
でもいざ忘れようとすれば反比例して好きが増してく。
旭飛に会いたい。
私が旭飛のことが好きなのは碧翔さんも知ってる。
旭飛は中3から高1にかけて、やんちゃしてて髪色も定期的に変わってた。赤、緑、ピンク、金…
それでも旭飛が根は優しくて男らしいとこを知ってたからそんなことぐらいで嫌いになんてなれなかった。
悪い人達と付き合って迎えに行くこともあった。
高1の夏まで派手髪で中学の勉強もままにならない、パッパラパーなのに9月28日、あの日に旭飛は突然、
『俺、留学することにした。』
その言葉を言った旭飛は男らしくてたくましかった。
言った時にはもうすでに手続きも済ませてあって、あとは飛行機に乗って行くだけだった。
具体的に何年間とも言わず好きな時に一度帰ってまた戻る らしい…
「唯花〜!!どうしたのー??ゆ!い!か!」
「あ!ごめんごめん、考え事してた…」
「どうしたの?珍しいね」
「ほら、前に話したでしょ?私の片思いのこと」
「あ〜、中村、あ、さひ さんだっけ??

