お父さんがヨーロッパに!?
雅side
私は瀬川雅、17歳高校2年生。小学校2年生の時にもともと重い病気を持ってたお母さんを亡くして今はお父さんと二人暮らしの生活。おばあちゃんとおじいちゃんもたまに遊びに来るし仲良しで平凡なごく普通の家族だ。
高校2年になって1ヶ月。5月16日水曜日いつも通り学校から帰ってきて2人で食べる夕食の準備をしていた。
p.m. 6 : 48
________ガチャッ
「ただいま~」
お父さんが帰ってきた。
「おかえり~。今日肉じゃがと漬け物、コロッケだよ」
夕食のメニューを教えるとおとうさんは
「肉じゃがか~いいなぁ。先に着替えてくるよ」
といい、いつもニコッと笑顔を向ける。
作りがいあるよね笑
お父さんも着替えてきたことだし食べる準備しよう。
「お父さーん、食べよう??」
「そうだな、いただきます。」
「肉じゃがどう?」
「美味しいよ。母さんの味に似てるなぁ。若い頃を思い出すよ。」
「そう?良かった~。」
お母さんの味か~。また食べたいな~。
なーんてね、、。
私にはもう叶わないけど他の人より私はちょっとそういうタイミングが早かっただけだよね。 そうやって言い聞かせる。
p.m. 7 : 26
するとお父さんが
「なー、みやび。相談しなきゃいけないことがあるんだけどいいか?」
「うん、別にいいけどどうしたの?」
「父さんな、転勤決まったんだ。。。」
「え?今まで転勤とかなかったのに、、急になんで?」
「理由は会社が世界に進出っていったら大げさだけど、海外にも拠点を作るんだ。」
「待って、お父さん、今、海外って言ったよ
ね?どこに行くの?」
海外?嘘でしょ?、私転校するの?お父さん海外で大丈夫なの?
一気に不安が私を襲う。
「ヨーロッパだよ。」
お父さんがそう言う。
ヨーロッパ?? イギリスとかフランス?
「なんて国?」
「ドイツだよ」
ドイツ?ドイツってドイツ語でしょ?
英語じゃダメでしょ?
「お父さんドイツ語しゃべれるの?」
「さすがに父さんもドイツ語は勉強しなかっ
たからな~」
大丈夫なの?お父さん生活出来るの?
私、不安だよ。。
「雅には一緒についてきてもらおうと思ったが、短期間で戻ってこられないし、いつになるか分からないが一人暮らしさせる気にもいかないから、父さんの知り合いのとこで1年間だけでも過ごさないか??」
え?、知り合いってだれ?
お父さん生活できるの?大丈夫なの?
「まー、今週の土曜日会ってみるか?今電話してみるよ。」
肉じゃがをほおばりながら電話をかけるお父さん。
「もしもし?俺だよ~洋介だ。
久しぶりだな~、うんとさ、この前話した事なんだがちょっと会えないか?あぁ。今週の土曜日はどうだ??あぁ、ありがとう。またな~」
「お父さん、会うの?」
「あぁ、土曜の午前中なら大丈夫らしい。」
「あー、そっか~。わかった~」
お風呂にもはいって、ベットでごろりと。。
不安。その2文字しか頭にない。
まだ決定ってわけじゃないだろうけどこの雰囲気決定って感じだよね。
それよりも私はお父さんが心配。
お父さん、変なところ抜けてるしたまに大丈夫じゃないかと思う。
そんな事考えながらスヤスヤと夢の中へ
雅side
私は瀬川雅、17歳高校2年生。小学校2年生の時にもともと重い病気を持ってたお母さんを亡くして今はお父さんと二人暮らしの生活。おばあちゃんとおじいちゃんもたまに遊びに来るし仲良しで平凡なごく普通の家族だ。
高校2年になって1ヶ月。5月16日水曜日いつも通り学校から帰ってきて2人で食べる夕食の準備をしていた。
p.m. 6 : 48
________ガチャッ
「ただいま~」
お父さんが帰ってきた。
「おかえり~。今日肉じゃがと漬け物、コロッケだよ」
夕食のメニューを教えるとおとうさんは
「肉じゃがか~いいなぁ。先に着替えてくるよ」
といい、いつもニコッと笑顔を向ける。
作りがいあるよね笑
お父さんも着替えてきたことだし食べる準備しよう。
「お父さーん、食べよう??」
「そうだな、いただきます。」
「肉じゃがどう?」
「美味しいよ。母さんの味に似てるなぁ。若い頃を思い出すよ。」
「そう?良かった~。」
お母さんの味か~。また食べたいな~。
なーんてね、、。
私にはもう叶わないけど他の人より私はちょっとそういうタイミングが早かっただけだよね。 そうやって言い聞かせる。
p.m. 7 : 26
するとお父さんが
「なー、みやび。相談しなきゃいけないことがあるんだけどいいか?」
「うん、別にいいけどどうしたの?」
「父さんな、転勤決まったんだ。。。」
「え?今まで転勤とかなかったのに、、急になんで?」
「理由は会社が世界に進出っていったら大げさだけど、海外にも拠点を作るんだ。」
「待って、お父さん、今、海外って言ったよ
ね?どこに行くの?」
海外?嘘でしょ?、私転校するの?お父さん海外で大丈夫なの?
一気に不安が私を襲う。
「ヨーロッパだよ。」
お父さんがそう言う。
ヨーロッパ?? イギリスとかフランス?
「なんて国?」
「ドイツだよ」
ドイツ?ドイツってドイツ語でしょ?
英語じゃダメでしょ?
「お父さんドイツ語しゃべれるの?」
「さすがに父さんもドイツ語は勉強しなかっ
たからな~」
大丈夫なの?お父さん生活出来るの?
私、不安だよ。。
「雅には一緒についてきてもらおうと思ったが、短期間で戻ってこられないし、いつになるか分からないが一人暮らしさせる気にもいかないから、父さんの知り合いのとこで1年間だけでも過ごさないか??」
え?、知り合いってだれ?
お父さん生活できるの?大丈夫なの?
「まー、今週の土曜日会ってみるか?今電話してみるよ。」
肉じゃがをほおばりながら電話をかけるお父さん。
「もしもし?俺だよ~洋介だ。
久しぶりだな~、うんとさ、この前話した事なんだがちょっと会えないか?あぁ。今週の土曜日はどうだ??あぁ、ありがとう。またな~」
「お父さん、会うの?」
「あぁ、土曜の午前中なら大丈夫らしい。」
「あー、そっか~。わかった~」
お風呂にもはいって、ベットでごろりと。。
不安。その2文字しか頭にない。
まだ決定ってわけじゃないだろうけどこの雰囲気決定って感じだよね。
それよりも私はお父さんが心配。
お父さん、変なところ抜けてるしたまに大丈夫じゃないかと思う。
そんな事考えながらスヤスヤと夢の中へ