なに…?今のって…目をつぶっててはっきりとは分からないけど………。
頬に………。
はるの、
一気に顔が熱くなる。
はるの声がして目を開けようとした瞬間だった。
確信はもてないけど…。
キス…された…?
えっキス?誰が?誰に?
はるが、私に、キス??
え?なんで?
いやいやまって。
だってさっき出会ったばかりじゃん…。
気のせい…?
熱でおかしくなっちゃったの私………?
隣をそっと見るとはるが気持ちよさそうに寝ている。
人の気も知らないで。
もう…。
「高校生生活初日から…なんなのよ…。」
私は小声で呟いて、そして熱のせいもありいつの間にか眠りについていた…。