その後知ったことだ。



生徒会長、柿ノ木先輩は俺の2つ歳上の高校3年生。






ツヤツヤした黒髪のショートボブが特徴で、

整った顔している。




美人だが、あんまり笑わない。




学年一の成績、先生達にも人気。





らしい。

















と、いう情報を入学式の後集めてしまうくらいには先輩の事で頭がいっぱいだった。





俺は始めて、一目惚れというものの存在を認めたのだった。