窓から見える景色に見とれて私は前も見てなかった。






急に。








「えっ」




ガクンッッッ




と、膝が曲がり前を見た瞬間、目の前には長い階段が続いていた。




そして、








「危ない!!!!!!」





咄嗟に叫んだ。







長い階段の1番下の段に、人が座っていたからだ。