「おい。イト。掴まっていいから、真っ直ぐ歩け。」
「んっー、天が悪いんでしょーーー。」
ん?こいつ地味に話噛み合ってなくね?
まあ、掴まってくる握力がゴリラだから、大丈夫か。
ドスッッッッッ!
「ぐぉっふっっ!!!」
何………だと…?
「今なんか絶対……、失礼な事…思ったでしょ。顔で分かるんだよ…。」
なんなんだ!?テレパシーか???
熱があってこの威力…。
いつからお前はこんなにゴリラになったんだよ。
小さい頃は……、イトを俺が守らなくちゃって思ったのに。
もうイトには俺なんていらないだろ?
なんて、言えないけどな。
