キーンコーンカーンコーン
起立!礼!

「それでは良い夏休みを(*•̀ᴗ•́*)و
宿題を楽しみに待っています!」

そんな感じで担任との最後のHRが
終わった。

「ねぇねぇ一〜」

「何?双葉」

双葉_フタバ_というのは私の数少ない
女友達だ。

そして男子はと言うと

「なになにー?おもしれー事?」

「何よ!慎矢!双葉は一を誘ってるの!」

そうこのバカみたいなやつが友達だ

名前は慎也_シンヤ_

そして私の名前は一_イチ_

小中と仲がいいメンバーだ

「別にいーじゃねーかよなっ?一」

「どっちでも?」

まぁどちらにせよ楽しかったらいい

「はぁ....うーんならどうしよっかな〜?」

「そんなもったいぶんなよ!はやく!」

「どうしたの?」

双葉がここまでもったいぶるのは

とても珍しいいつもなら何でも

もったいぶらずに言うのに

「えーとね?夏休みの時に双葉の別荘に
泊まりに来て一緒にして欲しい?試し
たい事?があって手伝って欲しい!」

「えっ?双葉ん家の別荘?あのビル
のやつ?」

「いや!その別荘じゃーなくて最近
買った新しい別荘なの!」

「で?双葉はその別荘で何がしたいの?」

「声を探す?聞く?のをしたいの!」

「全然意味わかんねーつか声って何だよ」

「実はその別荘で何かの声?が聞こえるの」

「それで私たちでそれが何なのか調べたいと?」

「うん!そーゆー事!だから一緒に別荘来て欲しい!」

「なるほど....どうしようかな」