大地さんは夜中には下痢が始まったみたいで、何度もトイレに行ってた。
大丈夫かなぁって心配したんだけど、大丈夫だからゆうりちゃんは寝ていなさいって言われて。。。

朝になって、大地さんは薬持ってきてもらうって大地さんの実家に電話してた。

お母さんが、来てくれて、玄関で出迎えてたら「おはよう。ゆうりちゃんは大丈夫?」って聞かれた。
「はい、私は大丈夫です」

お義母さんが、寝室で大地さんを診察してた。
「吐き気はある?」
「ある。昨日、吐き気どめ注射してから帰ったんだけど、夜中くらいから吐き気もまた出てきた。」
「下痢は何回くらい?」
「3回。あんまりひどくない。」
「吐き気どめの注射した方がいいね。水分は取れてる?」
「飲んでるよ。脱水にはなってないと思う」
「それじゃ、注射だけして様子みましょう」
お母さんが注射の用意をして、大地さんのお尻に注射を打った。
「じゃ、ちょっとチクってするよ」って声をかけて、大地さんは痛そうにしてたけど、注射はすぐ終わった。

お母さんは、診療所はお父さんがいるから大丈夫って言って、しばらく様子みてから帰るって。。。
リビングでお茶をいれて、いろんな話をした。

お母さんは、胃腸炎は感染しやすいからって心配してくれたけど、今のところ、大丈夫。感染したら嫌だけど仕方ないよね。お医者さんと一緒に暮らしてたら、病気を持って帰って来ちゃうことがあるっていうのも覚悟しないといけないんだなぁってわかった。

それと、お母さんとお父さんのクリニックは往診もすることがあるらしい。近所の高齢者とかで診療所に来れない患者さんから依頼があったら対応しているらしい。今回の大地さんの診療も往診ってことらしい。