凱との同居はとても快適だった。
炊事洗濯全て凱が行った。
『贅沢かも知れないけど・・・なぁ』
自分を全く異性と思っていないような振る舞いに、日々凹んでしまう。
洗濯物は下着まで洗われるし、風呂上りに無防備な格好で過ごしても何も無い。
『女としてどうなんだろう
まぁ凱は女性より男性の方が良いんだから当然だろうけど、私ばっかりドキドキしてるのかと思うと悔しいんだか、切ないんだか・・・』
毎日自分に言い聞かせてはいるが、それでも一喜一憂してしまう自分が情けなかった。
早く、ギプスが外れないかと毎日指折り数えてしまう。
『ストレスを感じにくいのが取り柄だったのに、今じゃぁストレスだらけだわ』
今まで行っていた日課のランニングも、筋トレも出来ない事がストレスになる。

