「そりゃ機嫌も悪くなるでしょ。あんな臭い香水の匂いで飯が不味くなりゃ」
山葉の変わりに鈴木が答える。
『確かにそうだけど、何時もはもっとソフトに対応してるんじゃ?』
「飯の邪魔されるの嫌いなんだよ」
ボソリと山葉が答えた。
「確かに、私も食事時が至福の時なんで、じっくり味わいたいですね」
少し冷えてしまったから揚げを口に放り込みながら、味をかみ締める。
「そういや、小鳥遊は香水つけてないよな?」
「あぁ、付けてない事は無いんですけど、微かに香る位が良いんであんまり匂いしないかも」
「ん?・・・ホンとだ実は良い匂いするんだな」
身を乗り出して鈴木が杏奈の匂いを嗅ぐので、一瞬固まってしまった。

